2005年度6月の日記
◆ 先月の成績
先月、ついにTAISEN2級に到達し、僕がTASENに入ってからの総合成績がやっと勝ち越しになりました。(^^♪ 5年前、最初に20連敗した借金がまだ残ってたんですね。(2年目、お願いして 上げて貰ったから。今、思えば、あんなことしなけりゃ良かったと思う。) 半年以上、ほとんど囲碁を打ってなかったのに、なぜパワーアップ出来たかというと、ふと、また、あることに気づいてしまったんですね。ありがたく聞いて下さい。(笑)
今回、僕が気が付いたことは 『 読み 』のことについてです。ある程度の棋力がある人なら、詰め碁や手筋の問題をたくさんこなしているので、それなりに読みの力がついているでしょう。ところが、この読みの力。実戦で、どう生かしているかで、2子くらいは違うような気が・・・。
今から言う2つのタイプのうち、あなたはどちらのタイプでしょうか?
こっちのほうが断然、勝率いいし、1局打ち終えた時に疲労感が少ないので、何局でも打てそうなんですよ。ホントにホント。
なお、ずうずうしい手を平気で、どんどん打ってくるタイプの人と打つと、つい、冷静さを失って、自分も無茶な手を打ってしまいがちになるので、これも気をつけたい。こういう人は、極端な短距離型思考の持ち主だと思われるので、相手につられて打ってると、自分が潰れかねません。こういう対局の一番の敵は、その対局者ではなく、自分自身だと思います。(おっ、最後の締めがかっこいい。(笑) )
A.普段は、形で打って、あまり読んでいない。もしくは、たまにしか読まない。ところが、困った局面になったり、たまたま、おいしいところを見つけた時だけは、ものすごく深く読む。
B.一局のうち、初めから終りまで、少しずつでも、常に読みながら打つ。
前者と後者、どっちのタイプが対局者の負担が少なく、そして、安定して勝ちやすいでしょうか。言うまでもなく、Bですよね。Aの人間がBの人間に常に勝とうと思ったら、読みの力に、3子以上の差がないと無理じゃないでしょうか。 例えば、常に3 〜5手読んでいる人に勝とうと思ったら、困った時は、相手よりさらに、最低10手以上は読む力が必要でしょう。
僕は、この2つのタイプを走るのになぞらえて、Aタイプを短距離型思考、Bタイプを持久走型思考と名付けることにしました。(笑)
で、 僕は、どうやら、今まで短距離型思考(悲しいことに知識の勉強もして強くなってきた人間が楽を覚えると気が付かぬうちに、こうなってしまうようだ。気をつけないとね。^_^; ) の傾向が強かったようなので、これを持久走型思考に変えたんですね。
◆ 読者アンケートについて
先月は、『 古今東西、最強の囲碁棋士は? 』という問いに、
総投票数 93票
ランク | 項目 | 投票数 | グラフ |
---|---|---|---|
1位 | 趙 治勲 | 16 | 17.2% |
2位 | 呉清源 | 10 | 10.8% |
2位 | 本因坊秀策 | 10 | 10.8% |
4位 | 張栩 | 8 | 8.6% |
4位 | 本因坊道策 | 8 | 8.6% |
6位 | mrk | 7 | 7.5% |
7位 | 依田紀基 | 6 | 6.5% |
7位 | 李昌鎬 | 6 | 6.5% |
9位 | 高尾紳路 | 2 | 2.2% |
9位 | 自分 | 2 | 2.2% |
9位 | 木下三郎 | 2 | 2.2% |
12位 | イ・セドル | 1 | 1.1% |
12位 | 井山裕太 | 1 | 1.1% |
12位 | 羽根直樹 | 1 | 1.1% |
12位 | 坂田栄男 | 1 | 1.1% |
12位 | 小川 道的 | 1 | 1.1% |
12位 | 小林 覚 | 1 | 1.1% |
12位 | 青葉かおり | 1 | 1.1% |
12位 | 石倉昇 | 1 | 1.1% |
12位 | 石田芳夫 | 1 | 1.1% |
12位 | 田村保寿 | 1 | 1.1% |
12位 | 藤沢秀行 | 1 | 1.1% |
12位 | 武宮正樹 | 1 | 1.1% |
12位 | 本因坊 | 1 | 1.1% |
12位 | 本因坊秀和 | 1 | 1.1% |
12位 | 本因坊丈和 | 1 | 1.1% |
12位 | 林海峰 | 1 | 1.1% |
という結果だった。投票して下さった方々どうもありがとうございました。
趙治勲さんが頭一つ抜け出して1位。全盛期は過ぎてると思うけど、やっぱり、この人ですよね。僕も趙治勲派。棋譜もたくさん並べたし・・・。張栩さんは、強いけど、まだ実績が少ないですね。これから5年連続、揺るがない強さを見せつけることが出来たら、最強の称号を与えたい。ところで、僕に投票するのは、やめてほしかった。嬉しくないし、面白くない。(ーー;)
さて、今月のお題は、う〜ん。よくあるけど、こうしよ。『 好きな 囲碁の女性棋士は? 』 。あれっ。 女流棋士って書くのが普通? いや、それは将棋か・・・。
◆ 僕のTAISENエピソード57
最近、ぜんぜん見かけないので、調べてみたら、Mr.Kさん(僕の面識がない人)がいなくなってましたね。僕のせいで、ハンドル名を変えた? すいません。m(__)m でも、この際だから、僕がハンドルネームをMr.Kにすることにしました。ハンドル取っちゃっいます。さらに、すいません。(あやまるつもりないだろ。えっ?) 今まで勘違いされる人がいたので、これで誤解がなくなりますね。