2002年度2月の日記
◆ 先月の成績
TAISEN:3勝1敗(勝率 .750)/最終レーティング:2672(5級)
KGS:認定対局なし/最終ランク:6級
囲碁を始めてから、ここまで、いろんな分野の勉強をしながら、3年。ついに僕は、ある結論に、到達しました。囲碁って、やっぱり、攻め合いに強い人= 碁に強い人と言い切っていいみたいだ。特にアマの場合は。
というのも、ちょっと極端な話だとは思うけど、
- <布石>
- プロ並みの素晴らしい布石を打てるようになったとしよう。それで勝負に勝てるか?もちろん、答えは否。布石がうまいと後が有利に戦えるというだけ。勝てる保証は、全くない。
- <定石>
- 定石を覚えたら、勝てるのか?これも否。布石と同じようなもんでしょう。隅の攻防で、ちょっとくらい得しても、それで勝負が決まるわけではない。
- <死活>
- これは、大事なことは大事なんだろうけど・・・。例えば、死活の力がなくて、隅の石が死んだとしよう。これで勝負が決まるかといえば、これも、そうではない。大きな攻め合いに一つ勝てば、そんなものは、あっという間にチャラだ。
- <ヨセ>
- 僅差で、最後までいけたら、大事だけど、そこまでいくまでに勝負がついてしまったら、全く使い物にならないよ。
というわけで、現在、僕は、攻め合いの勉強に力を入れることにしています。結局、この力があってこそ、他の分野の力が生きてくるんですよね。プロの棋譜、とくに激しい攻め合いになった一局を並べていると、そのことに、よーく気が付かされます。
ちなみに、趙治勲先生の碁は、そんなのばっかりでした。また、並べたことないけど、古碁ってそういう碁が多いらしい。(ただし、秀策の碁は除く。) 古碁を並べると、底力がつくというのは、そういうことみたいですね。
◆ 僕のTAISENエピソード29
いやぁ、TAISEN、ホントに囲碁、打つ人、増えましたね。いつ見ても、将棋をやってる人より多い。昔は、完全な逆だったのになぁ。まったく。今回は、これだけ。