2002年度10月の日記
◆ 先月の成績
TAISEN:27勝28敗(勝率 .491)/最終レーティング:2604(5級)
KGS:6勝1敗(勝率 .857)/最終ランク:6級
先月は、非常に苦しい月だった。あれよあれよの間に負け続け、おかしいおかしいと思いつつ、あと一回負けると7級まで落ちることろまで負けた。
そこで僕は、過去の打った棋譜を全てチェックしてみた。すると、ある過少申告気味の人と対局して連敗してから自分がおかしくなっていることに気が付いた。
その人とは、精一杯頑張って打ったのに無残にも完敗。そこで、それを仕方がないと思えたのなら、ここまで負けることはなかっただろう。
ところが、その後の対局は、自分の能力以上の頑張った手(自分の読みではうまくいかないのに、引き下がらないぞといった手。後で考えると完全な無理手の場合も多い。)を打つようになり、終局までいかず壊滅したり、頑張りすぎたあげくに誰でも気が付くようなポカを連発してしまっていたんです。
実は、先月の日記のAさんというのは、一ヶ月に一回くらいきてくれるうちのお客さん。そして、ある話をきっかけにして、囲碁がとても強い人と知り、それ以後、実際に打ってもらったことはないけど、いろんなためになる話を聞かせてもらっている。
ところが、その方は、地元の方でなく、来年の3月でよそに転勤してしまうことが決まっていた。それで、僕は、いろいろ教えてもらっているのだから、なんとしても来年の3月までには初段になって、おかげさまで初段になれましたよぉ。と言いたいと思っていたので、非常に焦っていた。それもどうやら原因しているようにも思う。
囲碁ってホント、メンタルなものですね。自分の連敗の原因を突き止めた後、自分の読みで、うまくいかないような手は、打ちたくても辛抱することにして、自分の能力内の読み合いで負けたのなら、それは力の差と思って、あきらめよう。常に勉強してるわけだから、強くなれば、もっといい手もひらめくようになるはずだし。その代わりポカだけは絶対にないようにしよう。
そう決めてから、今度は、負けなくなりました。7級まで落ちると思われたけど、また5級に復帰出来ました。
これからもあせらず頑張っていこう。気持ちだけ先行しても、腕がついていかなければ、たまに大勝することはあっても、負けが込んで当然だ。多分、これが、僕にとっての上達の一番の近道なんだろうと思う。
◆ 僕のTAISENエピソード25
今度、TAISENを運営しているマイコムさんから、囲碁雑誌が創刊されるそうだ。僕はとりあえず一冊は買うつもり。手に入れることが出来たら、ここに感想でも書こうかな。TAISENにリンク貼ってもらってる手前、悪口は、めったに書けないので、いい本であって欲しいですね。
◆ 僕のKGSエピソード1
前にKGSは、TAISENに比べてレベル高いなぁと書いたけど、どうやら、勘違いで、級位に関しては、TAISENとほとんど同じみたい。先月、ついに6Kまで上がりました。まだ勝てそうな感じだしね。
あと、先月、ちょっと恥ずかしい思いをしたので、ここに書いておこう。
ある外人さんらしき人と、僕が上手で、2子局を打った時のこと。
その対局は、中盤までで誰の目にも分かるくらい大差がついて僕が勝っていた。しかし、相手の方は、最後まで打ちたそうだったので、僕は、じっと付き合ったところ、終局で、70目差以上で僕の勝ち。その結果に、相手の方は、申し訳なく思ったのか、英語で、「なんとかなんとかなんとか・・・(ホントは英語で長文^_^; )」とチャットしてきました。
なんとなく謝っている感じは分かったのだが、僕は、どう答えていいか困った。返事して上げたいんだけど、英語書けないんだもの。そして、僕は、困ったあげく、こうチャットして、そうそうに別れました。
「I can speak English , sorry ,bye.」
回線を切った直後、自分の間違いに気が付きました。相手の方、どう思ったか考えると・・・。(^_^;) ネットは、顔が分からないで良かったなと思った瞬間でした。それにしても英語、もうちょっとなんとかならんかな。今更、遅いか。