2003年度7月の日記
◆ 先月の成績
さて、今月は何を書くか。相手の石を攻めることについて、最近、思ったことでも書こうかな。例によって、これはあくまで僕の日記です。(つまり、間違っていても保証なし。)
先月は、ちょっと認定対局をやって、4級に復帰させてから、とにかくフリー対局を暇さえ見つけては、たくさん打った。この程度の級で勝ったり負けたりしてるから、嫌になっちゃうよね。
最近、対局待ちをしてる時、高段者(TAISENでいう四段以上の人)の対局をよく見ることにしています。先月、気が付いたのですが、どうも僕は、大局観が大いに欠如しているらしいので、高段者同士の対局を次の一手を予想しながら見てるんですね。僕が思った手と全く同じ手を高段者が打つと、おぉ、やっぱりそうかと喜んでみたり、逆に、ぜんぜん違うところを打つと、あぁ、そうか、なるほどねぇ。などと、一喜一憂できるので、見てるのも意外に楽しい。けど、これが、大局観を身に付けるための訓練になってるかどうかは、分かりません。
そして、先月、僕は、ある本を読んで、これは、まずいと思ったことがありました。それは、コウ、『 隅のマガリ四目は死 』に関することなんですが、どうも以前、作った基本死活のコーナーの格言にみる基本死活第10型での説明が間違ってるようなんですね。^_^;
いや、正確には、平成元年までは、あれで正しかった。ところが、平成元年に、日本囲碁規約というのが作られて、あの説明では、正しくなくなってるんですね。参りましたね。なんで誰も教えくれないのよ。(ーー;) 僕が、あれを作ったのは、二年前だから、最初から間違ってたことに・・・。
で、修正したやつ作らないといけないと思ってるだけど、最近、更新渋ってるからなぁ。(^_^;) ただ、ここで、ちょっと一言書いておくと、隅のマガリ四目は、コウ立て云々は、まったく抜きにして、今の日本ルールでは、あの形ができた時点で、死としていいというふうに、なってるんですよね。
もちろん、外の石が生きてるのは前提条件ですけど。どういうことなのかという説明、簡単にできないので、もし、気になって仕方なくなった人は、僕が説明のページを作るのを待つか(いつになるか分からない。(^_^;) )、河出書房出版の『コウの技法』という本を読んで下さい。この本は、その他にも、コウに関する面白いこと結構、書いてあります。ただ、上級から有段者向けの本かな。
◆ 僕のTAISENエピソード34
先月、TAISENのことをめちゃ褒めちぎったのが功を奏してか、(笑) 今度、TAISENの親会社の毎日コミュニケーションズさんが出版する『囲碁ライフ』に、TOPページの写真とともに、僕のHP紹介してくれるらしい。うわぁい。これで本に載ったの二回目か。本に紹介されましたというページでも作ろうかな。そういうページ作ってる人、結構、いますよね。(^^)
あと、そうそう、忘れるところだった。また、そろそろ認定対局始めようかなと思ってるんだけど、認定始めたら、上下3子までで、4子以上の手合いは、はっきり断ることに決めました。やっぱり、4子以上は、勝負じゃないもの。それに、置かせれば、手が荒れるようになるし、上手との4子では、自分が有利だけど、堅く打つようになりすぎて、これまた悪影響が・・・。まぁ、そもそも、そういう条件で申し込んでくる上手、めったにいませんけどね。
ですんで、これから、先、断った人、ごめんなさい。先に謝っておきます。フリーの時なら、どんな条件でも打ちますので。