Mr.Kの悩める囲碁日記 >月一囲碁日記 [2003年度]

月一囲碁日記

月一なのに、なぜ日記?とか突っ込まないでね。(笑)

2003年度12月の日記

◆ 先月の成績

TAISEN:認定対局なし/最終レーティング:2763(4級)

先月は、ちょっと嫌なことを耳にした。(もちろん囲碁の話。)

初段近辺の棋力の人は、いくら大模様を張っても、模様に入ってきた石を召し取る力がないから、ざる碁と同じだよ。と。初段近辺の人で一番、勝率がいいのは、趙治勲さんみたいな打ち方、地を稼げるだけ稼いで、最後の相手の模様にドカンと打ち込んで凌いで終わりみたいな碁でしょう。

また、5段くらいの棋力の人が初段くらいの人と打った時、相手がもし、大模様を張ってきても、しめしめと心の中では、ほくそえんでるそうだ。模様が完成する一歩手前まで出来るだけ地を稼いで、後から模様の中で、あっちツケこっちツケ、こっち利かしてあっち利かしてなどでかき乱せば、あららっ。生きちゃったねぇ。で終わり・・・。

これ、かなり毒舌だけど、でも、ホントその通りなんですよね。自分は、攻めが苦手だと自覚してるから抜きにしても、最近、自分よりちょっと棋力が上くらいの人の対局を観戦してるんだけど、たしかにそんな碁、よく見かけてしまう。悲しいことに。

攻めは、相手の石を取ることじゃなくて、攻めることによって、利益をはかれればいいと言うが、やっぱり相手の石を取りかけにいかないといけない時もあるのは事実。特に、たくさん投資して模様を作った時なんか。それが確実に出来ないんじゃ、模様なんかいつでも荒らせると思われても仕方がないか。ちょっとショックでしたね。

話は変わる。

サバキって面白い。最近、よく思うようになった。相手が攻めてきたのをまともに受けないで、さらりさらりとかわして互角に分かれる。プロの棋譜を見ても、そんな碁が一番、見ていてかっこいいと思うし、楽しい。

けど、サバキって手筋がつきものだから、鑑賞するだけじゃうまくならないみたい。実戦で、それらしいことをやろうとすると変なことになることもしばしば。10を聞いて1を知る僕(+_+)としては、手筋、もうちょっと研究しないとダメね。

◆ 僕のTAISENエピソード39

僕が初めて、4級になったのは、いつだったかチェックしたら、2002年の6月12日。もう早、一年半くらい前。

進歩ないなぁ。いや、自分じゃあの時より最低2子は強くなってると思うんですけどね。ただ、自分の上達のスピードより、TAISENの級位が辛くなるスピードのほうが速くて、なかなか。これ以上、辛くならないで欲しいと密かに願ってるんですが・・・。

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