Mr.Kの悩める囲碁日記 >攻め合いの基本原則 >第7条 境界線を見極める
この問題は、黒の形がタケフで、ダメが詰まりやすい形なのが焦点となっている。正しい境界線を定めることが出来なければ、そこを突かれ、黒は、無条件に勝つことは出来ない。
続きです。
さらに続きです。
なんとなくでも理解出来たでしょうか。僕も、色々、考えてみたのですが、これ、どうも、うまく説明することが出来ないんですよね。なんていうか、これに必要なものは、理屈じゃなくて、感覚と、それを裏付ける読みの力だけみたい。よって、これをはっきりマスターするには、経験の積み重ねと読みの訓練以外、方法がないような気がします。
では、もう1問、例題をやっておきましょう。
解答です。
続きです。
最後に。例題1は、下がり。例題2は、一線への一間トビ。このように、境界線を見極める手段というのも一線に打つ手が多く、しかも、最終的には、押す手なしの形になることが多い。そういう意味では、これは、押す手なしの応用と言えるでしょうね。