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第7条 境界線を見極める

境界線を見極めるとは、攻め合いに突入する一歩前の段階(これは、つまり、ダメの詰め合いになる一歩前の段階という意味です。)の話。双方の石が睨みあってはいるが、まだ、その戦いの境界線がはっきりしていない場合、そこで、先んじて、正しい線引きが出来れば、その後の攻め合いも有利になるというものです。これも以下、例題で考えていきましょう。
 なお、「境界線を見極める」は、その性質上、第4条の「手数を伸ばす 」や第5条の「押す手なし」と深い関係にあります。
【 例題1 】 黒先で、この攻め合いに勝って下さい。
例題1

この問題は、黒の形がタケフで、ダメが詰まりやすい形なのが焦点となっている。正しい境界線を定めることが出来なければ、そこを突かれ、黒は、無条件に勝つことは出来ない。

例題1の解答

続きです。

例題1の解答2

さらに続きです。

例題1の解答3

なんとなくでも理解出来たでしょうか。僕も、色々、考えてみたのですが、これ、どうも、うまく説明することが出来ないんですよね。なんていうか、これに必要なものは、理屈じゃなくて、感覚と、それを裏付ける読みの力だけみたい。よって、これをはっきりマスターするには、経験の積み重ねと読みの訓練以外、方法がないような気がします。

では、もう1問、例題をやっておきましょう。

【 例題2 】 黒先で、この攻め合いに勝って下さい。
例題2

解答です。

例題2の解答

続きです。

例題2の解答2

最後に。例題1は、下がり。例題2は、一線への一間トビ。このように、境界線を見極める手段というのも一線に打つ手が多く、しかも、最終的には、押す手なしの形になることが多い。そういう意味では、これは、押す手なしの応用と言えるでしょうね。

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