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06/29

簡潔に。小目への高ガカリのあと

ある3子局から。(黒は僕です。)初手、左上隅、小目に、すぐに一間に高くカカっていったところ、低く一間に挟まれました。そのあとが問題です。僕としては、3子局だから、この隅を多少損しても、適当に収まれば充分と見ていたのですが、実際には、結構、絡まれて、収まるのに相当苦労しました。(しかも、多少くらいの損じゃなかったような気がする。(ーー;) ) 小目の定石はほとんど知らないので、互角までとはいかないでも、もっと簡潔に収まることが出来なかったものでしょうか。出来れば外勢を得て収まりたいのですが。

再生の途中、あるいは再生後に実際に自分の置きたい所に石を置いていくこともできます。ただし、そうすると再生の内容が変わってしまうので、もとの手順を見たいときは、Resetボタンを押して下さい。

こちらのテーマに関しては、碁盤掲示板の親記事番号135 (リンク先は新しいウインドウで開きます。)で検討を行っています。

なお、検討に参加して下さった、makoさん、みんみんさん、あさださん、ありがとうございました。


このテーマ、実は、定石を知らなくても不利にならない方法というずうずうしい考えから出たものなんですが、よく考えると、どうすればいいか模索するということは、自動的に定石も考えることになるんですよね。(爆) 楽して強くなろうというのは、やっぱり甘いということですか。^^;


研究手順1

実戦で、私が一番、どうすればいいか迷った手は、白5のトビツケに対してでした。見慣れないことをされたなぁと思ったのですが、これはどうやら、定石の手だったようです。

こちらは、makoさんから。

  

こちらは、みんみんさんから。これもあるそうです。


研究手順2

ただ、最近は、上の定石では白が打ちにくいとみて、白が途中で変化する定石がはやっているようです。これには・・・。

こちらは、makoさん、みんみんさん、あさださんより。
黒の打ち方は替わらないのですが、白の後半の部分が違う図が3つ出てきましたので、一応、すべて紹介しておきます。もちろん、どれも黒、外勢を得て充分の図です。

・ makoさんからの図。

  

・ あさださんからの図。以前、互先の一局で、(あさださんは白)こんな碁を打ったことがあるそうです。互先ですが、黒の打ちまわしは全くといっていいほど同じです。

  

・ みんみんさんからの図。makoさんの図で、後半、白はこう打つのではないかという図です。黒の手順は全く変りません。参考までに。

2005年9月追記:この一間バサミにコスミの定石は、戦いの小目定石の一間高ガカリ・一間バサミ2で詳しくやっています。


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