Mr.Kの悩める囲碁日記 >悩みカレンダー2001年度後期分 >
09/02 | 厚みの運用 |
私が黒コミなしの一局です。途中、左辺は、身を食われてしまいましたが、その代償として、左辺に鉄壁の厚みが出来ました。厚みが出来た時点では、自分に弱い石もないので、これは自分が大優勢になったと思ったんです。ところが、その後の打ち方に、問題があったのでしょうか。白にうまいこと凌がれて、全く厚みが働かない結果に。(+_+) 一体、黒のどこがいけなかったのでしょうか。
再生の途中、あるいは再生後に実際に自分の置きたい所に石を置いていくこともできます。ただし、そうすると再生の内容が変わってしまうので、もとの手順を見たいときは、Resetボタンを押して下さい。 |
このテーマは、碁盤掲示板 親記事番号56 (リンク先は新しいウインドウで開きます。)で検討を行っています。
このテーマに関しては、あさださん、みんみんさん、みゅーるさん、makoさんよりご意見を頂きました。ありがとうございました。それから、 このテーマ、厚みの運用という題でしたが、私の敗因は別のところにあったようです。最近、こんなのばっかりですね。(^_^;)
研究手順1 |
あさださんより。
右上隅で、黒に緩んだ手があったために白に先手で生きられ、上辺を荒らされるきっかけとなってしまったようです。
研究手順2 |
みんみんさんより。
黒には絶対逃してはいけない急場の一手があったんです。
また、makoさんより、問題の黒28で、もし上辺を守りたいのなら、
実戦譜黒28は、手拍子で打った手でした。しかし、今、みると、これを省いても、封鎖は破られることはないんですね。(^_^;) これが一番の敗因だったようです。
研究手順3 |
みんみんさんより、もう一つあります。
そもそも、実戦譜、白1のカカリに対して、黒2でつけたのは、あまりよくなかったようなのです。もし、白が、逆らわずに打ってきたとしたら、
従って、黒2では、こう打つべきで、以下のような進行になったほうが自然でした。