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その2 左辺の死活

初手より106手目、今度は、僕のほうが、左上隅に三々入り。よく考えましたら、無理に入らなくても勝てたとは思うのですが、いつも、上手にやられている形なので、思わず打ってしまいました。しかし、それはいいとして、この後の打ち方が悪く命拾いをしてしまいました。

 あっ。ところで、そもそも、この三々入りはよくない。こっちに打ったほうが良かったという話は無しでお願いします。また、まとめるのが大変になってしまうので・・・。(^_^;)

再生の途中、あるいは再生後に実際に自分の置きたい所に石を置いていくこともできます。ただし、そうすると再生の内容が変わってしまうので、もとの手順を見たいときは、Resetボタンを押して下さい。

 


このテーマに関する過去の研究掲示板でのゲストの方の発言(10件)

⇒ こちら

↑上のリンクをクリックすると、新しいウィンドウが開きます。以前の研究掲示板より、関係ある発言だけ拾いました。ある程度、棋力のある方で時間がある方なら、僕のまとめたものよりゲスト方の文章から直接、感じとったほうがためになると思います。僕のまとめたものは分からなくて省略している部分も多いし。(^_^;)


研究手順1

メメントモリさんありがとうございます。 白がぐずんできた場合には、以下の手順が正解だったようです。ところで、この手順は定石になっているのかもしれません。

 

なお、上の棋譜の白5(B、15)で白が(B、18)と変化してきた場合には、

 

000年8月に追加。

[ 参考までに ]強い方だけ見て下さい。

こちらは、panda3kさんに教えて頂いた手順ですが、プロの棋譜で、これと似たような場面で、三々にグズミのあと、以下のような感じに打たれていた棋譜があったそうです。

 この手順は、以前、さっぱり分からなかったので、ここに掲載しなかったのですが、今、思うと、かなり有力だと思い掲載しました。グズミでは、すぐに生きにいかず、他を打っても隅にまだ手が残るので、左辺を凹まして、その後、様子を見て、コウにしたという感じでしょうか。すぐに隅で生きにいくと安全ですが、左辺が固まってしまいます。これはそれを嫌ったものだと思われます。


研究手順2

makoさん、panda3kさんありがとうございます。

【実戦譜、黒5以降で私が打った左辺の黒の生死について】

 白がうまい手順できたら、どうだったか?実は、見かけ以上に複雑な変化を含んでまして、検討も複雑になったんですが、どうやら、結論としては、黒は死ぬことがなかったようです。ただ、どういう手順があってどうなのか、本当は、そういう棋譜も紹介したいと思ってたんですが、あまりに複雑な変化があるため、私自身がよく分からなくなってしまいましたので、それは、控えることにいたしました。(^_^;) ところで、黒が辺で生きるのなら、もっと確実な手順がありました。


研究手順3

みんみんさん、makoさん、panda3kさんありがとうございました。

この棋譜自体、すでに、黒、勝勢であり、辺、あるいは、隅で黒が生きれば、もう勝ちはゆるぎないものになっているんですが、研究手順2のように辺で、生きようとする手順以上にもっと厳しい手順がありました。

 補足といたしまして、生きにいこういこうとすると、眼形ばかりに目がいってしまいがちですが、時々は、相手の欠点を探して、そこをついていくことによって、楽に生きたり、囲いを突破することができることもあるようです。ちなみに、これを囲碁用語で表現すると『相手のキズをついていくと凌ぎが楽になることもある。』というそうです。(^_^;)


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