6.二間高バサミの三々入り >

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 白にヒラキがある型A

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 白にヒラキのある型への三々入り。基本形がほとんど一間バサミの場合と同じだったのに比べ、この場合は、いろんな型があ ります。それは、一路広いということもありますが、プロでもどれがいいかと判断できないみたいなんですよね。これから、いくつか型を紹介していきますので、自分にあいそうなものを一つは、覚えましょう。この節で紹介するものは、A型としました。(記 平成17年1月16日)

定石の分かれ

黒は先手で実利。白は外勢で互角。といきたいところですが、この型は、白が厚すぎて、やや黒悪いとなっている本もあり、評価は分かりません。

この定石は、一間バサミの三々入り、白にヒラキのある型Aの二間高バサミ版といえるかもしれません。両者の違いをよく確かめておきましょう。


【 黒9のハネ以下の手順について 】

この定石中、一番大切な手順は、黒9のハネ。このハネの手抜きは厳禁です。このハネを打たないと、白から、N17と当て込みを利かされて、白が相当厚くなってしまいます。

黒9、白10の交換の後は、黒からの狙いとしては、M15のハネ出し。白からは、何もしないのが一番いい。