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04/09

布石の順序

私が白番、5級同士の対戦です。最後には、私のチョンボで中押し負けになった一局でしたが、それよりも私は、序盤の布石の打ち方で、すでに形勢を損ねていたようなのです。

< 今回のテーマの私の実戦譜 >  

再生の途中、あるいは再生後に実際に自分の置きたい所に石を置いていくこともできます。ただし、そうすると再生の内容が変わってしまうので、もとの手順を見たいときは、Resetボタンを押して下さい。

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この棋譜に関しては、みんみんさん、makoさん、しょーたさん、OKさん、あさださんよりご意見を頂きました。ありがとうございます。ただし、このテーマは、序盤の布石の順序のことだけに絞ったので、かなり省略されてます。

色んなことが知りたい方は、碁盤掲示板、親記事番号21(←リンクは新しいウインドウ で開きます。)をどうそご覧下さい。ただし、すいません。この記事に限って、最初の僕の総譜が碁盤掲示板の扱いがなれてなかったせいかうまく表示されません。ゲストの方の投稿して下さった変化図は見れるんですが。

ですんで、ここに総譜を載せておきます。


研究手順

実戦譜、黒13。黒が左辺に割打ちをしてきたところです。ここでの私の対応には、問題があったようです。こちらの手順は、みんみんさんより頂きました。

 この実戦譜の布陣のような場合には、下からのツメには、次の黒のヒラキが、左上隅の一間ビラキのスソ空きの弱点をついたツメにもなってしまい、あまりよくありませんでした。しかし、どうしても下からツメたい場合には、以下のような手順もあります。ただし、少し難しいです。こちらの手順は、OKさんより頂きました。

 また、そもそも、実戦譜白12のヒラキは、この布陣では、左辺にC10とヒラくべきだったところで、(こちらのヒラキのほうが価値が高い。)下辺に開いたため、左辺に大きい割打ちを打たれてしまいました。しかし、もし、実戦譜のように、下辺に開きたかったならば、さかのぼって、以下のような手順が普通でした。こちらの手順もOKさんより頂きました。

《まとめ》

序盤の布石においても簡単に考えず、3手ぐらいは、先を読むことが大事だそうです。ちなみに手順は示しませんが、実戦譜、白26なんて手もよくないツメでしたし、白28にいたっては、問題外の悪手でした。序盤の布石をリードできるということは、その後の戦いも有利になるということなのです。(当たり前ですね。(^_^;) )そのために、布石においても3手の読みを。これをこのテーマの結論として、終えたいと思います。


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