2000年度 5月15日のテーマ に関しての研究掲示板のログ |
( 3件 ) |
Shiraishi - 00/08/23 11:05:15
テーマの日付: 5/15
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白9に対し、黒はR2に押さえます。こういう所は必ず押さえるものだと思ってください。それで下の図にいくわけですね。
この形、白はもともと無理な形をますます苦しくしています^^;
N5の押しは打たず、K3あたりに打ってからの図が定石書に載っています。
というわけでこの形は問題無く黒がよくなります。
白の弱点が2つあります。
一つはN3の切り。
もう一つは右辺の弱石です。
それに対して黒には弱い石がありません。
隅が若干心配ですが、P2の切りがあります。
では手順を・・・
とにかく白は右辺を逃げなければなりません。
白9はR6、S5、R4からS5、の3通りが考えられます。
まずR6に対しては、Q7にノビます。
そしてさらにR7にもQ8と打って、外がどんどん強くなります。
次にS−9あたりに打ってきたらN3!これで決まりです(^o^)
白は下をアテて2線を這わなければなりません。
ちなみに、隅ですが、P2につがれたらS2,これで生きです。
次に、S5と打ってきた場合は、R−4です。
これでP2とS2が見合いとなって隅は安泰です。
次に白はR7でしょう。Q7と上から圧迫します。
R8にもQ8と打ちます。
そして白はS−10あたりに打ってくるでしょう。
そこで下辺に回ります。
*白P2、黒S2の交換があると切りには上から当てて取られます。
実は白はP2に打っている暇はないのですが・・・まあ難しいのでS2に受けておいても良いです。
その場合、下辺はM6とのびるぐらいです。
ここも絶好点ですが、白には打つ暇がありませんでした。
最後に白R4、黒R3、白S5の変化を。
これは隅の黒の眼を奪おうという手段です。
・・・が、T3と打てばP2とS2を見合いです。
S3とは打たないように気を付けましょう。
ずいぶん長くなってしまいました^^; でも完全に説明しようとするとこうなってしまうんです。 ご了承ください^^
mako - 00/08/28 18:49:37 コメント: |
Shiraishi - 00/08/31 10:09:42 コメント: |