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格言にみる基本死活

第16型
中の板六は生きなり隅の板六は死なり(4)

いよいよ本命、ダメが全て詰った隅の板六をやります。これは、格言どおり白先黒死です。なお、この型を黒死に導くには、手順自体は簡単なんですが、意外な盲点がありますので、それに気付けるかどうかが重要です。

問題図のアプレット

では、例によって正解の変化図です。

正解変化図1

続きです。

正解変化図2

外ダメが全て詰まった、この隅の板六は、初手がうっかりすると間違いやすい。意外と死活を全然、知らない人のほうが正解しやすいかも。ともかく、この隅の板六を考える際は、ダメの状態をよく見極めて初手を打つことが大事です。初手さえ、分かれば、その後の手順は簡単です。

それから、めったに出てこないと前に書いた『隅のマガリ四目』の1つの型がいきなり出てきてしまいました。(^_^;) 分からなかった方は、復習の意味で、第12型に戻りましょう。いつも見ていればそのうち型を覚えてしまうと思います。3通りの型しかないわけですからね。

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