黒、1手目、3手目と対角の隅を占めるタスキ型の布石。その中で、両隅を星で占めるのをタスキ星と言います。(なんとなく僕はこの名前好きです。) ちなみに、二連星を始めとする縦、あるいは横に並ぶ布石を平行型と言います。この2つの型の性質の違いとしては、平行型が大味な碁になりやすいのに対し、タスキ型は、両方の石が分散するので、どちらかというと小味な碁になりやすいという点です。
1.昭和30年第10期本因坊戦挑戦手合第4局より
黒 九段 島村利博 対 白 本因坊 高川秀格 → 66手まで入力2.昭和34年第14期本因坊戦挑戦手合第2局より
黒 本因坊 高川秀格 対 白 九段 木谷実 → 65手まで入力3.昭和34年呉・坂田特別碁より
黒 九段 坂田栄男 対 白 九段 呉清源 → 54手まで入力4.昭和38年第18期本因坊戦挑戦手合第5局より
黒 九段 高川秀格 対 白 本因坊 坂田栄寿 → 64手まで入力5.昭和45年第9期名人戦挑戦手合第2局より
黒 九段 藤沢秀行 対 白 名人 林海峰 → 56手まで入力6.昭和48年第12期名人戦挑戦手合第6局より
黒 本因坊 石田秀芳 対 白 名人 林海峰 → 84手まで入力