ケンカ小目とは、黒、白、お互い向かい合った小目のことで、本来なら、この星編に含めなかったところなんですが、黒の初手、星、白の2手目、小目という場合に、黒の3手目、タスキにケンカ小目という場合がほとんどなので、この星編に含めました。(何が書いてあるかわからない方は、基本図を見て下さい。)また、ケンカ小目の特徴としては、互いにカカリが戦闘的であるということです。なお、ケンカ小目は、別名『相小目』とも呼ばれます。
ケース1 |
相カガリ 基本図 |
1.昭和48年第10期プロ十傑戦より
黒 五段 趙治勲 対 白 名人 林海峰 → 40手まで入力2.昭和50年第30期本因坊戦挑戦手合第7局より
黒 九段 坂田栄男 対 白 本因坊 石田秀芳 → 60手まで入力3.平成12年第48回NHK杯テレビ囲碁トーナメント1回戦より
黒 八段 石田篤司 対 白 九段 大竹英雄 → 209手まで入力
ケース2
白、ハサミ、その他 基本図 1.平成7年第50期本因坊戦七番勝負第3局より
黒 九段 加藤正夫 対 白 本因坊 趙治勲 → 232手まで入力2.昭和51年第1期名人戦予選より
黒 九段 梶原武雄 対 白 九段 大平修三 → 65手まで入力3.平成12年第48回NHK杯テレビ囲碁トーナメント1回戦より
黒 九段 山城宏 対 白 九段 本田邦久 → 152手まで入力