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2. 先生との指導碁対局(私は5級?)

7月24日

前回、Wくんの助けを借りてついに果たした碁会所訪問。一度行ってしまえば、こっちのものと早く強くなりたい一心で、2週続けてこの日も碁会所に行ってまいりました。
 ちょうどこの日は、またもや午前中は組合の行事『ソフトボール大会』があり、(私はへたくそ、補欠です。) 終わったのはお昼、それから、打ち上げを兼ねた昼食会がありました。(毎年、恒例) その時、ビールを飲むのがお約束なんだけど、この後、碁会所に行こうと密かに思っていた私は、ウーロン茶で我慢しました。(笑)それを見ていたある先輩が、

「どうした珍し、いつも飲むくせになんで今日は飲まんの?」
「いえ、今日はこの後、ちょっと行くところがあるんで。」
「ふーん。今日、こんで負けちゃったし、次はないから、今日は飲まんと損やぞ。」
「ははは・・・。(^_^) そうですね。」
と言いつつも、結局私は1滴もビールを口にしませんでした。恐ろしきは私の囲碁にかける情熱。囲碁はビールを超えてしまったのかー。(笑)

*   *   *   *   *   *   *

「こんにちはー。」
 一度、碁会所に踏み入れた私にとって、もはやなんのためらいもありません。この時は、ソフトに行ったままのかっこ、”上はタンクトップ1枚、下は短パン、おまけに頭は茶髪で、足と腕は日焼けで真っ赤”という極めてラフなスタイルでお邪魔しました。(囲碁をなめとんのか?)
 実は今日もYさんはいらしたのですが、この時、他の人と対局中。そこで、今日は、まず、店長さん(後で知ったことですが、この店長さんは日本棋院公認指導員5段の腕前の方でした。よって、これ以後、先生と呼ぶこととします。)に相手して頂きました。

「さあ、こちらへどうぞ。」
「はい。」
ちょうど、対局中のYさんのとなりに案内され、
「またきちゃいました。」
対局中のYさんと軽くあいさつを交わしてから、先生と対局スタート。
もちろん手合いは黒の9子局。私がどれだけ打てるのか実に楽しみ、ネット碁もいいけど、実際に人と対局するのは、もっと楽しい。
 パチッ。コト。パチッ。コト。・・・・。
 碁会所の碁盤は実にいい音がします。しかし、パチッっていうのが、先生で、コトは私です。実際に人と碁盤で対局したことがほとんどない私は、まさに、『ヒカルの碁』の初期の頃のヒカル状態でした。(笑)

そして、無難に対局が進む中、先生が私に話しかけてきて下さいました。

「囲碁はどこで覚えましたか?」
「はい。インターネットの対局で。半年ぐらいやってます。」
「誰かに教わっているの?」
「いえ。周りに教えてくれる人がいないので、独学で、それとあと、だれか教えて下さーいって感じのホームページ作ってて。」
「ほー。それはすごい。でも、教えてくれる人います?」
「いますよ。でも、僕なかなか上達しなくて、ぜんぜんインターネットで勝てないんですよー。それで前から、碁会所に来たいなーと思ってたんです。」
「そうでしたか。でも、私が見たところ、あなたはもうすでに5級ぐらいありますよ。」
「はい。えーーーーーーーっ。(・_・)」
「あなたは基本はマスターしているようですし、後は、いつどこに打つのが最善なのかっていう判断ができるようになるだけです。」

この時は、先生にほめられて天にも昇る気分で喜びました。まず、最初に頭によぎったのは、(やばー。これじゃ、ホームページのタイトル早く変えなくちゃ。)でした。(笑) 
 しかし、この文章を書いてる今、冷静になって考えてみると、(囲碁は、その判断が一番難しいじゃないか!それができてないから、なかなか勝てない。ホントに私は5級なの?ネット碁の11級というのは?)と次々と疑問が湧いてまいります。でも、一つだけそうだったのかと分かったことがあります。

《教訓》 ネット碁はレベルが非常に高い。碁会所に行こうです。

それから、先生からもう一つの申し出がありました。
「確か床屋さんにも日曜休みがあるんだよね。」
「はい。月2回はあります。」
「それじゃ、今度、大会に出てみないかい?大会も月2回必ずあるから、出れる時もあるかもしれない。そのうちアナウンスするよ。」
「えーーーーーーーーーっ。」本日、2度目。(笑)

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この日はこの後も、Yさんと2度対局。その時は、対局のマナーや石の持ち方を教えて頂きました。しかし、それをやっちゃうとまた長くなってしまうので、その話は次回に持ち越し。それから、僕は本当に5級なのか?囲碁大会への参加はあるのか?私自身にも分からないさまざまなテーマを残しつつ、次回に続く・・・・。

編集あとがき:やっと今に追いついた。しんどかったよー。

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