この時点でこの白をどう見てましたか?
もしかして、もう一手打たれてもまだ生きないから…、と見てました?
それならすごく立派なんですが。
図132-1
中の白は、そこだけで生きられないというのは、もちろん理解していました。地にはほとんどならなかったけど、左右の白に連絡されずに、2眼作らせなかった、それだけは僕の思惑通りになったんです。
ですんで、107と頭を出された後も密かに狙っていました。ただ、すぐに攻めにいくというのは、上が広いので自信がなかったので、下準備を。例えば、黒124は、地を囲いにいっているように見える手だけど、ホントの狙いは、中の白を攻める時の応援にしようと思ってました。
それから、116と142も、この黒が連絡出来れば、黒の大石は安泰で白を安心して攻められる。それでそこから攻めにいったんです。