前半は、黒は手厚く隙なく大きなミスもせず(甘い手はありましたが)優勢(勝勢)のまま後半にはいりました。
どのように1局を仕上げるかが問われています。
私の形勢判断(大雑把ですが)を示します。
まず、確定地から
黒:右辺から右上(約40目)、左下(約10目)、左上辺(約10目):合計約60目
白:左上から上辺(約20目)、下辺から右下(約20目)、右上中央+左辺(合わせて約10目)
で、黒の確定地は、約10目は多い
次に厚み:黒は厚くこぼれが見込めるが、白は確定地から膨らむ可能性はほとんどない。
黒の方針:はっきり大きい個所から順に打ってゆけばよい。
一般的に、寄せにおいて大きいのは2線であり、中央は寄せのみを考えた場合小さい、大きい場合もあるが大きさがはっきりしない場合が多い。
従って、具体的には2線に注目し、大きそうな順番から打ってゆくのが堅実な方針だと思います。

添付図は、実戦です。

棋譜 138-1 138-1


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