Mr.Kの悩める囲碁日記 >白の作戦 >VS.中国流 >
低い中国流の場合、星への内ガカリは、模様を割る要点ではあったものの、ちょっと白が打ちにくい感があったが、高中国流の場合、辺のヒラキの高いため、収まりやすく、言わば、高中国流の弱点となってます。
よって、高中国流に対する白の作戦は、低い中国流の時には、あまり有力でなかった下辺の大場を占めてから、星に内ガカリする作戦が逆に非常に有力。ちょっと前のプロの棋譜には、そういう打ち方になっているものがたくさん残ってます。（現在は、裏ガカリが全盛なのと、高中国流自体、あまり打たれなくなっているので、そうでもない。）
ここでは、高中国流の時に星に内ガカリした時の変化を追ってみます。あまり変化は、なさそうなんだけど、実は、意外と奥が深いんです。