Mr.Kの悩める囲碁日記 >白の作戦 >VS.中国流 >

A5 小目の裏ガカリ定石について その2

裏ガカリ定石の続き。
 今、最もプロの間で打たれているのは、2間に高い(小目からみれば大ゲイマ)カカリです。このカカリは、黒が普通に受ければ、下辺の大場から二間に開いた形に還元します。これは、中国流の特性を封じつつ、自分の勢力を拡大したことになるので、白としては、理想の形と言えます。
 ところが、喜んではいられない。このカカリには、黒が、それを許さずと挟むことが多くなってます。二間のカカリは、挟まれるとサバキの調子を得にくく、打ち方が難しいんです。なにせプロでも日々、研究し、試行錯誤を繰り返してる感じなのですから。
 と、なれば、この定石、多分、高段者か高段を目指すレベルくらいの人じゃないと到底打ちこなせませんね。僕も深入りは、絶対無理だし、やるだけ時間の無駄なので、これは適当に紹介するだけにしました。

簡単なのを先に2つやったつもりだったが、これも結構、難しかった。先が思いやられる。(ーー;)

研究譜
戻る