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A1 小目に高ガカリの定石について

低い中国流(以後、中国流とだけ表記します)の構えに対する白の打ち方としては、だいたい4通り考えられる。1、右上隅の星にカカって、上辺を広げる。2、下辺の大場を打って、自分の模様を広げながら、黒の模様を制限する。3、右下隅の小目に裏ガカリ(外からカカること)し、より黒の模様を制限する。ただし、これは自分の模様拡大には繋がりにくい。4、左辺の大場を打って、いわゆる模様の張り合い。(ここを見ている人には、そんな人はいないと思うけど、いきなり中国流に入っていく手にいい手段はありません。)
 このうち、1か4の手段を選ぶと、いずれ、小目に高ガカリする展開になりやすい。ここでは、それのおおよそ基本定石と思われそうな変化を追ってみた。
 なお、プロの実戦譜では、実は、一つとして同じものがないくらい、その後の変化は千差万別。でも、まずは基本でしょう。(と言いつつ、作成しだしたら、結局、難しい変化も結構、入ってしまいました。基本じゃないよね。これ。^^; )

研究譜
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