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A8 消しの肩突き定石について

肩突きと言えば、以前、ここでやってましたね。あまり肩突きのことを知らない人は、そっちを見てから、ここを見ましょう。

まず、最初に、肩突きの注意点を。肩突きもボウシと並ぶ第三線の石に対する有力な消しの手段だが、ボウシとは違って、直接的に相手を固めて模様を割る手法なため、左右のヒラキが広い場合は、適さない。肩を付かれた片方は地にならなくても、もう一方は、鉄壁のほぼ確定地にしてしまうから。(例えば、A7のケース。あの形でボウシでなく、肩突きなら、左右どちらかが大きく盛り上がりながら、ほぼ確定地になり不満です。)
 消しとして肩突きが有効な時は、理想が、2間の時。大きい模様で仕方がない時なら、3間でも妥協。それ以上、石が離れている場合は、ボウシが適していると思われます。

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