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 手筋・攻め合いの本 現在の登録数 21冊

 僕が思うに、手筋や攻め合いの本は、自分に応じたレベルの本ならば、あんまりハズレはないので、安心して買うことが出来ます。しかし、買いすぎに注意しましょう。量より質です。(僕が言うなって。^^; )

題名:はじめての基本手筋

初、中級者向き

はじめての基本手筋

出版社:棋苑図書 著者:小林覚
価格:920円 発行日:1997/07/20

 なかなかの良書です。前半は、主に石を取る手筋と連絡の手筋について、いくつかの例題を使って、やさしく解説。そして、後半は、問題集になってます。この本を完全にマスターすれば、中級は卒業でしょう。

題名:ひと目で分かるポケット手筋200

初、中級者向き

ひと目でわかるポケット手筋200

出版社:日本棋院 著者:日本棋院編集部
価格:800円 発行日:1989/08/20

 この本、僕が始めて買った手筋の本です。簡単な手筋の問題集。この本は、僕は、徹底的にやりましたね。手垢で汚れてる。(笑) 問題集なので、少し解説が足りないところがあるのですが、そのへんは、例題を使って説明している本と並行して読めば問題ないです。全200問。後半は、結構、手ごたえがあります。

題名:すぐ打てる基本手筋

初、中級者向き

すぐ打てる基本の手筋

出版社:日本棋院 著者:日本棋院編集部
価格:500円 発行日:1985/06/01

 囲碁全般における手筋(石を取る手筋から死活、ヨセの手筋まで)を例題を挙げて解説している本。値段も安いし、浅く広く手筋を知るには、なかなか使える本です。しかし、一冊の本に、囲碁全般に及ぶ手筋を解説しようとしているため、項目ごとのパターンは少なく、問題もないという欠点があり、一回読んだら、もういらない本でもある。

題名:よく分かる手筋と俗筋

中級者向き

よく分かる手筋と俗筋

出版社:日本棋院 著者:石田芳夫
価格:600円 発行日:1986/05/01

 この本、結構、いいです。手筋の問題をあえていくつかに絞り、正解以外の手も徹底的に分析している本。初めて読んだ時、日本棋院の本のくせに、なんていい本なんだと感激しました。(笑) 実は、この本がきっかけになって、手筋のコーナーを作ることにしたんです。

題名:強くなる手筋作戦

中級者向き

強くなる手筋作戦

出版社:日本棋院 著者:石田芳夫
価格:600円 発行日:1994/04/15

 僕の中では、名著です。この本は、ゲタ、コスミ、ツケコシ、一線の手筋、捨石、コウと、いうふうに、実戦で出てきそうな手筋をまず、おおまかに分類し、それぞれにつき、何パターンかの手筋を紹介、解説している。問題のレベルも適当なものなので、非常に、参考になりました。なんといっても手筋が整理して頭に入ってくるところがいい。これは、5回くらい読み返したかな。

題名:白江治彦の手筋・ヘボ筋

中級者向き

白江治彦の手筋・ヘボ筋

出版社:NHK出版 著者:白江治彦
価格:1,000円 発行日:1998/09/25

 この本も、強くなる手筋作戦と同じように、手筋をまず、ツケ、ツケコシ、ツケ切り、切り、切り込み、ホウリコミ、コスミ、コスミツケ、ワタリ、オキとおおまかに分類した上で、いろんなパターンを紹介、解説している本。ただし、こちらは、問題形式になってないので、読みやすさの点では、ちょっと劣る。けど、このようにうまくまとめてある本というのは、やっぱり貴重なので、この本も僕のお気に入りでした。

題名:やさしく解けるポケット手筋180

中級者向き

やさしく解ける―ポケット手筋180

出版社:日本棋院 著者:日本棋院編集部
価格:800円 発行日:1994/11/30

 上のほうに書いたひと目で分かるポケット手筋200じゃ物足りなくなった頃、新たな手筋の問題集を求めて、買った本。この本は、問題のレベルが少し高くなってますが、本の構成は、こっちのほうが断然いいですね。手筋を分類して出題していますから。この本も結構、お世話になりました。

題名:囲碁手筋集

中級者向き

囲碁手筋集―どんどん判る

出版社:山海堂 著者:橋本宇太郎
価格:893円 発行日:1994/06/25

 この本も手筋の問題集だが、ちょっと変り種。出題が、隅の定石後の形っぽいものが多い。ですんで、この本、ためになると思って、買ってしばらくは、意気込んで、問題に挑戦していったが、途中でなんかやる気がなくなってしまった。なぜかと言えば、この本、役には立ちそうなんだけど、定石後の形という制約の元の手筋の問題集なので、手筋自体に華々しさがないものばっかりなんですね。だから、問題を解いていっても、あんまり感激がなく、面白く感じない。よって、途中で飽きてしまったんですね。なんか手筋の本じゃなくて、定石書を読んでるみたいなんだもの。

題名:強くなる必修手筋250

上級者向き

強くなる必修手筋250

出版社:日本棋院 著者:日本棋院編集部
価格:600円 発行日:1987/05/01

 たしか、やさしく解けるポケット手筋180と同じ日に買った気がする。この本も、同じように手筋を分類して、出題している問題集で、その点はいいと思うのだが、解説が少ないという欠点があり、ちょっと読みにくいですね。ただ、値段が安くて、問題数も多いので、そのへんを割り切って読めば、わりと有益な本でしょう。

題名:基本の手筋を学ぶ

上級者〜

基本の手筋を学ぶ

出版社:日本棋院 著者:知念かおり
価格:1,000円 発行日:2000/10/15

 この本は、手筋というより実戦で使えそうな筋と形の本という感じ。例えば、石の継ぎ方とか、味のよい連絡の仕方とか。基本手筋編と戦いの手筋編の2部構成になっていて、例題をいくつも挙げ、丁寧に解説してあります。ただ、問題はありません。例題の解説ばかり。いい本だと思うけど、なぜか、この本、僕は、あんまり読んでなかった。この記事を書いている今、ちょっと読み始めたら、おぉ、いいこと書いてあるじゃんと思ったりして。買ったのを忘れていたという説もある。(おいおい。)

題名:攻め合いの達人

上級者〜

攻め合いの達人

出版社:日本棋院 著者:日本棋院編集部
価格:705円 発行日:2002/09/01

 数少ない、攻め合い専門の問題集。この本、すごくいいです。値段が安い上、文庫本サイズで読みやすくて、問題のレベルも適当で、いいものが多い。僕は、一通り、3回はやったかな。でも、今でも、またやろうかなという気になる。それから、最初のほうに、攻め合いの心得が数ヶ条にまとめてあるものいい。攻め合いに勝とうのコーナーを作る時、大いに利用させてもらった。

題名:最強の手筋 初段・二段・三段

初段〜

囲碁 最強の手筋 初段・二段・三段

出版社:成美堂出版 著者:依田紀基
価格:680円 発行日:2000/09/20

 初段寸前の人から使える(ちょっと辛いけど。)手筋の問題集。問題は、石を取る手筋、攻め合いの手筋、連絡の手筋、高段者挑戦の手筋と分かれてて、合計108問です。結構、手ごたえあります。この出版社の本は、この本に限らず、文庫本サイズで、文字も大きく読みやすいので、携帯用として便利です。

題名:石を取る手筋 初段・二段・三段

初段〜

囲碁 石を取る手筋 初段・二段・三段

出版社:成美堂出版 著者:小林覚
価格:680円 発行日:2001/09/20

 同じく成美堂出版の手筋の問題集。これは石を取る手筋専門。やっぱり手ごたえある問題ばかりです。これも計108問。

題名:新・早分かり手筋小事典

初段〜

新・早わかり手筋小事典

出版社:日本棋院 著者:日本棋院編集部
価格:900円 発行日:1993/09/10

 この本は、初級者の頃、騙されて買った本。(笑) 当時、読んでてもさっぱり分からず、ずっとお蔵入りとなっていたが、このたび、このコーナーを作るにあたり、引っ張り出してきたら、今なら、理解できる本かなと思った。この本は、前半は、筋と形を問題形式にして紹介。後半は、実戦的な辺いっぱいの図での攻めやサバキの手筋をやはり問題形式にして紹介している。なかなかいい感じだが、ちょっと解説が物足りないような気がする。また、事典となっているのにもかかわらず、後で調べようと思った時、どこに何が書いてあるか、すぐに見つけることが出来なさそうな感じ。もうちょっと工夫が欲しいですね。でも、まぁ、値段が安いから、それは仕方がないのかも。全体的に質より量という感じの本です。

題名:戦いに強くなる基本手筋100

初段〜

基本手筋100―戦いに強くなる

出版社:土屋書店 著者:石田芳夫
価格:1000円 発行日:1993/12/10

 この本は、無謀にも初心者の頃に、初めて買った手筋の本。この本は、騙されて買ったんじゃなくて、難しいの分かってて買った。読めば、すぐに強くなれるんじゃないかと思って。(^_^;) もちろん、この本も新・早分かり手筋小事典と同様、本棚の奥にずっと眠っていました。(笑) これ、表紙にも有段者シリーズと書いてあるんですが、たしかに初段からの本ですね。実戦で隅で生じやすそうな形からの石を取る手筋、攻防の手筋などの問題がメインとなってます。解説も、まぁまぁ良し。いくら強くなりたいからって、自分の棋力以上の本は買っても全く役に立たないということが、この本でよく分かりましたね。

題名:石を取る筋捨てる筋116

初段〜

石を取る筋捨てる筋116

出版社:棋苑図書 著者:依田紀基
価格:922円 発行日:1995/09/20

 本のタイトルどおり、石を取る筋と捨てる筋にこだわった、上記の本と同じように、実戦で隅で生じやすそうな形を用いた手筋の本。本の構成は、一応、問題形式になってるものの、解説のほうが主となっている。なお、棋苑図書の本は、この本もそうだが、読みやすく分かりやすいものが多いです。もちろん自分の棋力に応じた本でないとその限りではないが・・・。

題名:三段突破の攻合

初段〜

三段突破の攻合

出版社:誠文堂新光社 著者:誠文堂新光社囲碁編集部
価格:920円 発行日:1999/03/21

 攻め合いに特化した問題集。三段突破とあるが、初段でも充分いけるでしょう。ただ、この問題集、シンプルな作りで、なんか問題を解いていても楽しくないので、あまりやる気にならないですね。上のほうで紹介した、同じく攻め合いの問題集、攻め合いの達人とは雲泥の差。問題のレベル自体は同じくらいだけど。

題名:差をつける手筋発見法

初段〜

差をつける手筋発見法

出版社:日本棋院 著者:日本棋院編集部
価格:600円 発行日:1986/09/01

 この本は、同じく日本棋院の強くなる手筋作戦を買った直後、もしかして、この本もいい本かなと思って続けて買った本。その後、もちろん、お蔵入り。(笑) 今、読んでみると、なかなか良さそうですね。攻め、サバキ、シノギ、攻め合いの手筋に絞って、その中で、それぞれいくつかの型を紹介して、丁寧に解説を加えてあります。手筋に関しては、日本棋院、いい本を結構、出してるね。

題名:碁経衆妙

初段〜

碁経衆妙

出版社:山海堂 著者:林元美 橋本宇太郎
価格:2000円 発行日:1997/02/20

 有名な古典詰め碁集の中で一番やさしいとされている本。もちろん、これは原本でなく、橋本宇太郎さんの監修のもと再編集して出版したもの。そして、詰め碁集と書いたけど、この本は、手筋の問題が多いので、ここに入れた。忘れもしない一年前、ある本に、碁経衆妙は、初段以上の人の必読書だと書いてあったを見て、当時、初段になりたくてしょうがなかった僕は、なんか難しいそうだなと思いつつも、買いました。そして、一年かけて、この本をやり遂げてみせるぞと決心をした。が、結局、その決心は、いつの間にか崩れていって今に至る。^_^; やっぱり、この本、続けるの無理だわ。良問と思われる問題がたくさん載っているのはいいんだけど、ただ問題、解答の繰り返しだけで、退屈な本だし、解説も少ししか載ってなくて、分からなかった時、非常に困る。いつか、この本をまたやろうという気になれる時が来るだろうか。

題名:手筋辞典(上)

四段〜

手筋辞典(上)

出版社:誠文堂新光社 著者:瀬越憲作 呉清源
価格:2,000円くらい 発行日:1983年

 この本も、なんかの本で、歴史に残る名著だと書いてあったので、つい欲しくなって、中古で買った。しかし・・・。感想をひとこと。激ムズ。とても僕の手に負えません。よって、お蔵入り。多分、この本、高段者を目指しているくらいのレベルにならないと、普通に読めないと思う。なお、僕の持ってるのは、古い本で、それは現在、絶版になっていますが、新しく、リニューアル本が2,000円くらいで出ています。自信がある人は、どうぞ。あと、この本は、上、下に分かれていて、この上巻は、ツケの手筋が主になっています。

題名:手筋辞典(下)

四段〜

手筋辞典 (下)

出版社:誠文堂新光社 著者:瀬越憲作 呉清源
価格:2,000円くらい 発行日:1983年

 上の本の下巻です。この本は、ツケ以外のいろんな手筋の問題が載ってます。他にコメントすることなし。

以下、現在持ってるけど全くの手付かずの本に、
『アマの碁ここが悪いC勝つ手筋』があるんですが、これは、いずれ追加します。


最終更新日 2004/03/09