|
出版社:日本棋院 |
著者:武宮正樹 |
価格:600円 |
発行日:1987/08/01 |
9子局から5子局までの置碁の序盤の打ち方の本。白のよくある作戦に対しての対策をいくつかのポイントを挙げ、丁寧に解説している。いい本だと思うが、僕は、買ったものの、最初だけで、後はほとんど読まずじまいとなってしまった。 |
|
出版社:山海堂 |
著者:橋本宇太郎 |
価格:893円 |
発行日:1996/08/31 |
9子局から5子局までの置碁の序盤の次の一手の問題集。これは、一通りは、読んで、少しは役に立ったかな。このシリーズの本、問題量は多いのはいいが、本自体が、ちょっと地味で飽きやすいのが難点なんだけど、この本に限っては、問題があんまり頭を使わずに、次、次と進めたので、そういうことはなかった。 |
|
出版社:日本棋院 |
著者:日本棋院編集部 |
価格:900円 |
発行日:1994/02/20 |
9子局から3子局までの置碁の序盤のパターンをまとめた本。この本は、置碁の本で一番最初に買った本だったかなぁ。この本、使えません。なんと言っても、いろんなことを載せようとしすぎて一つ一つの解説が薄すぎる。置碁って手順自体より、考え方のほうが大事なのに。これではねぇ。まぁ、確かに、本のタイトル通り、いろんなパターンが載ってるから、もしかして、事典のように使えるかもしれないが、置碁の本をそういうふうに使う人っているのか? |
|
出版社:日本棋院 |
著者:大竹英雄 |
価格:2,200円 |
発行日:1996/09/30 |
この本は、上、下巻と分かれているが、特に、この上巻がなかなか良い。一言で言えば、置碁で生じやすい、隅、辺の定石書。適切な解説付きで、かなり詳しい変化図まで載っています。また、隅の定石部分については、内容的には、一般の星の定石書とほとんど変わりませんので、互先用の定石書としても使えるところが嬉しい。僕は、上級者になってからも、この本、よく利用してましたね。あと、巻頭に、図付きの索引がついているので、事典としても、使いやすいです。 |
|
出版社:日本棋院 |
著者:大竹英雄 |
価格:2,200円 |
発行日:1996/09/30 |
同じく下巻は、本の言葉を借りれば、置碁の作戦集。序盤は、置碁の心得みたいなものを説明して、中盤は、白の構えへのいろんな打ち込みや戦い方のテクニックなどの解説。後半は、置碁の実戦譜を使っての解説となっている。この本も悪くはないが、ちょっと難しいところもあるので、中級者〜としました。 |
題名:マイケル・レドモンドの攻め・守りの基本 |
中級者〜 |
|
出版社:NHK出版 |
著者:マイケル・レドモンド |
価格:1,000円 |
発行日:2001/06/25 |
この本は、置碁の本ではないが、囲碁における攻めと守りの基本を置碁を使って、解説している。攻めは分断、あるいは閉じ込める。守りは連絡、あるいは、中央に出る。このことを一冊の本を通して、理解してもらえるような解説が続く。いわゆるテクニックじゃなく、考え方改善の本。僕は、読みやすく分かりやすいので、結構、これ、読みましたね。 |
|
出版社:創元社 |
著者:影山利郎 |
価格:971円 |
発行日:1988/12/10 |
この本も置碁の本じゃない。序盤の布石の要点を7つ挙げて、それを2〜4子局の碁を使って解説している本。そして、これも考え方改善の本ですね。ただ、この本、影山利郎さんの独特な軽妙な文章が面白くて、全然、あきないところがいい。囲碁の本でこれは異色ですね。売れてるのかな。 |
|
出版社:日本棋院 |
著者:武宮正樹 |
価格:600円 |
発行日:1985/08/01 |
一番、上で紹介したよく分かる置碁の基本によく似ている。扱う置碁も7子局から4子局で、著者も同じく武宮さんだし。ただ、こちらは、中級者以上を対象としているので、説明にちょっと難しい言葉とか表現を使っている。その点だけが違う。ようは、よく似た本をちょっと替えて、本をたくさん買わせようという日本棋院の魂胆見え見えの本。 |
|
出版社:創元社 |
著者:影山利郎 |
価格:971円 |
発行日:1989/02/20 |
布石の要点と同じく、特に置碁の本というわけではない。互先から6、7子局の碁で、打ち込みや消しに対する考え方、テクニックなどを紹介している本。影山先生の独特な文章は健在で、やっぱり面白い本になってます。ただし、布石の要点より、ちょっと内容のレベルが高くなってるので、上級者以上の人向けですね。 |
題名:並べるだけで白がうまくなる本
二・三子局 |
初段〜 |
|
出版社:誠文堂新光社 |
著者:石田芳夫 |
価格:1,560円 |
発行日:1994/10/20 |
この本は、ここまで紹介してきた本とは、毛色が違う。いくつかの実戦譜を使って、置碁の白の立場に立って解説している本です。僕は、以前、中級者の頃、置碁の上手を苦手にしていた時期があったのですが、その時、すがるような気持ちで、この本を買った。が・・・。難しすぎて、長期お蔵入りのパターン。(笑)
今、読んでみると、置碁の白の打ち方というより、白の黒陣でのサバキのテクニックなどが参考になり、なかなか面白い本だと思った。なお、並べるだけで白がうまくなるというのは、どう考えても、言いすぎでしょう。サバキなんて、形だけで打ってたら、すぐにつぶれちゃうんだから。 |
|
出版社:山海堂 |
著者:藤沢秀行 |
価格:1,845円 |
発行日:1994/05/20 |
この本も置碁の白の立場にたって書かれている本だが、内容は、もっとすごい。実戦譜を使っての解説の他に、隅の定石での紛れの手を50型ぐらい紹介している。紛れの手と言えば聞こえはいいが、要はハメ手の紹介ですね。本には、ハメ手と紛れの手は違いますと強調してあるけど。初めて、この本、読んだ時、なんておそろしい本なんだと思いましたね。中級者の頃、一時期、この本を使って、紛れの手というのを研究しようとした時があったけど、そもそも無理気味な手段なだけに、かなり難しい変化が続き、とても僕には手が負えませんでした。(ちょっとは勉強になったけど。)よって、この本も、結局、長期お蔵入りになることになった。この本をすらすらと読めるには、高段者相当の棋力がいりそうです。 |
最終更新日 2004/03/11
|