7.ツケノビの三々入り >

7-2

 基本形(異筋)

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これは基本形の亜流です。白がきちんと応じないと黒が有利になるハメ手くさい変化を含んでいるし、ある本で置碁定石として扱われていたので、ここでは一つの定石として扱うことにしました。なお、この異筋は、白にヒラキがない時はしないほうが無難です。(最も三々に入ること自体そうなんですが。)こちらも難しいところはmakoさん、大矢先生の掲示板でひあみさんに教えて頂きました。ありがとうございました。

定石の分かれ

白が普通に応じれば、黒が少し良し。(ここでの基本図) 白が正しく厳しく応じれば、白良し。


【白8の時・・・。】

この定石は、白8の時、白がどう打つかが問題になります。

・ 基本図のように基本形と同じように応じれば、黒が多少良い分かれの置碁定石

・ 次に白が正しく厳しく応じる場合。

・ ちなみに、一見良さそうな白8でR15の押さえは、白のハマリです。気をつけましょう。(ただし、白にヒラキがある場合のお話です。)

・ 上の図で白3で二段に押さえた想定図も考えてみましょう。

・ 最後に、定石後、有力そうなのにN17の継ぎが狙えないわけを見て頂きましょう。