コスミ付きコゲイマジマリ（僕が考えた言葉なので、他では使わないように。相手に通じない可能性があります。^^; ）とは、星から、三手掛けてシマった以下の形です。
この形は、以前、死活コーナーのところで、単独の三々入りは、コウにもならず、不成立だと証明しました。それは、確かにその通りです。しかし、この形、周りに黒石がある（つまり、援軍がある）と話は変ってくるんですよね。そこが囲碁の難しいところ 。ここでは、この形に上下から黒のツメがある形での三々入りについてやることにします。
| 使用するタイミング |
この形が出来たら、すぐに入っても手になるが、それだと、相手に冷静に打たれると、外勢を厚くするだけなので、通常は、周りの自分の石がもっと強くなるのを待って、入る。もし、そうなった場合に入ることが出来たなら、相手にとっては、恐怖の三々入りとなるでしょう。 |
| 定石の分かれ |
周りの状況に大きく影響するので、この形だけでは判断できません。しかし、白が隅の地を確定地だと思って打っていたのなら、少なくても、心理的には、黒の有利のワカレということになるでしょうか。 |
【黒３でＱ18のコスミ】
黒が無難に分かれるのを嫌ったときの手法。最低、隅はコウにすることが出来ます。
【黒３でＳ16のハネ】
これは、黒が、逆の方向にハネから先に打つ手ですが、これもあります。でも、僕が思うには、白が頑張った手を打ってくると、黒、ちょっとつらいかな。読みに自信がある人じゃないと打てない手だと思います。
続きです。
【白４で外オサエ】
これは、簡単に黒を生かしてしまうので、悪い手です。白、厚くはなりますが、黒に楽をさせては、やっぱり面白くない。