Mr.Kの悩める囲碁日記 >これで納得基本手筋 >前書き

前書き

最近、私はあることに気がつきました。( 最近、このフレーズ多いですね。(笑) )級位者が有段者に比べて、もっともおそろかにしているのは手筋の勉強じゃないかと。以前、僕は、手筋は、ホントの基本的なことが理解出来れば、実戦では、そっくり同じ型が出てくるわけがないから、それ以上、勉強することにあまり意味がないと思っていた。 だから、もっぱら囲碁の勉強は、布石、定石、死活、をメインにやってきた。そちらのほうが実戦的で、すぐにも役に立ちそうな気がしてたから。イメージ画

しかし、実は、そうではないことが分かってきた。戦いはもちろんのこと、布石、定石、死活、ヨセ。何事も根底にあるのは手筋なのだ。
 手筋を身につけていれば こそ、例えば、布石では、より踏み込んだ布石構想を立てることが可能ですし、定石では、単なる手順だけでなく、定石ハズレを咎めることも出来る。また、ヨセでは、 より得をするヨセを打つことが可能となるのでなかろうか。手筋は、囲碁全ての分野における基本なのだ。

手筋が身についていないと何事にも常に応用が効かない。 つまるところは、暗記にたよるしかなくなってしまう。ゆえに、自分は、こんなに勉強してるのになぜ強くなれないのだろうということになるのではないでしょうか。 皆さん、心当たりはありませんか?

このコーナーでは、基本手筋を理解するため、いろんな変化を徹底的に考えていくことにした。その目的は、あくまで、単に戦いに強くなるためだけではなく、 囲碁全般における基本的な技術を身に付けるために。

記:TAISENの7級くらいでもがいていた頃
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