第３型 ツケコシ

ツケコシとは、『ケイマにツケコシ』という格言があるくらい有名なケイマを切断する飛躍の手筋ですが、これが実は、ウッテガエシとも非常に相性がいい。これが決まった時には、まさに手筋って感じがします。特に難しいとも思えないし、ぜひともマスターしておきたい型ですね。

中の白５子を取って下さい。

問題図

では、検討に入ります｡

俗筋変化図その１ 俗筋変化図その２ 俗筋変化図その３ 俗筋変化図その４ 正解変化図

この問題は、これで終了ですが、ちょっと僕が疑問に思ったことを。囲碁用語小事典で調べてみたところ、ツケコシとは、以下の図のような手段。

ツケコシの図

白のケイマの連絡の形に、黒は、ケイマの形でツケています。これが本来、ツケコシと言われる姿のようなのです。ところが、問題図は、これと少し違うような気がします。しかし、問題図の載っていた本には、これもツケコシとなってました。何かおかしい。(ｰｰ;)
　でも、まぁ、問題を解くには何も問題ありませんから、どうでもいいですけどね。（最後には、無責任。(^_^;)　）

2005年８月のコメント：　↑今の僕も、これは、おかしいと思う。 いつの間にか拡大解釈して使われるようになったんでしょうね。日本語って、そういうの多いでしょ？

以上で第３型は、終了します。