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【3】オイオトシの基本手筋

第1型 鶴の巣篭もり

何からやろうかと思いましたが、まずは、有名な鶴の巣篭もりをやってしまいます。これは中央での代表的なオイオトシの筋。この手筋は、僕なんかも初めて知った時には難しく感じられましたが、今、思うと難しいのは、最初だけ。なんといっても形が決まっているので、一度、覚えてしまうと忘れられない手筋です。

白3子を取って、囲まれている黒5子を救って下さい。

問題図

では、検討に入ります。

検討図その1 どうでもいい俗筋について
俗筋変化図
検討図その2 P14のワリコミについて
これが正解
正解変化図その1
続きです。
正解変化図その2

また、問題図は、ちょっとひねったものだったので、鶴の巣篭もりの原型といえる図も一応、紹介しておきます。

簡単な鶴の巣篭もりの図

最後に、鶴の巣篭もりは、実は、実戦でそのまま出てくることはめったにありません。ですが、この手筋の考え方は、何かといろんなところで応用できますので、けして知らなくてもいいとは思わないで、自信のなかった人は必ずマスターしておきましょう。(そう言えば、シチョウのところのグルグル回しも共通する部分がありますね。)

以上で第1型は、終了です。

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