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変則布石いろいろ

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〔1〕大高目、アポロ、浮かび
 有名なのは、5段当時の白江治彦プロ。その頃、同プロは、これで抜群の成績を上げた。

〔2〕天元、サザンクロス、天元一間ジマリ
 初手、天元は、かなりのプロが打っているが、あえて言うなら、新布石時代の久保松勝喜代プロ。同プロは、2年間、大手合の黒番を全て、初手、天元で打ち続けたそうだ。

〔3〕5の五、トーチカ
 大高目、天元と並び、新布石時代によく打たれたのが5の五。これも、その時代、かなりのプロが打っている。あの木谷実プロなども当然、打っていた。

〔4〕その他特殊な辺の第一着、ハレー彗星
 辺で特殊な第一着を打てば、中原志向になりやすいが、これは、昭和30年代の鈴木越雄プロが有名らしい。中央の厚みで勝負する棋風だった。