後半(96〜): 黒は、寄せに入っても相変わらず手厚く弱石なく打っており大所を逃しています。寄せに入ったら意識を切り替え、大きな個所を意識して打つことが必要です。白は、薄い石をほっておき大所を打つなどし、懸命に寄せはじめました。白はつぶれまであったのですが、黒の緩手に助けられしのいでしまい、碁は細かくなってゆき遂には逆転してしまいました。寄せの甘さは初段には道遠しの印象を受けました。